サーマルリサイクルとは

サーマルリサイクルとは

資源としてのリサイクルである一般的なリサイクル法のマテリアル・ケミカルリサイクルとは異なり、サーマルリサイクルは熱エネルギーを利用したリサイクルになります。通常、ごみなどの廃棄物を処分するときは焼却しますが、そのまま焼却するのではなく、焼却時に発生する熱エネルギーを利用することです。例えば、「容器包装リサイクル法」という法律において定められた廃棄物発電や、油化、ガス化、セメントキルン原燃料化などの方法があります。

日本では、「循環型社会形成推進基本法」という法律によって、循環型社会を形成するために優先される3Rが決定されています。まず1位は「リデュース」、2位は「リユース」、3位は「マテリアル・ケミカルリサイクル」、4位がこの「サーマルリサイクル」で、5位が普通の処分方法である「廃棄物としての適正処理」となっています。つまり、サーマルリサイクルはリデュース、リユース、マテリアル・ケミカルリサイクルに次ぐ優先順位であり、全体として低い順位になっています。

サーマルリサイクルは欧米においてはさまざまな条件によって変わるものの、環境にいいものとは限らないという考えが広まっていますが、日本ではリサイクルはすべて環境にいいと思われがちです。そのため、良いリサイクル法であるかはしっかりとした情報を確かめて見定める必要があります。

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